聖書の宗教は、ユダヤ教、イスラム教、エホバの証人等が信じるような「一神教」ではありません。キリスト教徒の「一神教」は「三位一体の神」です。
天地創造の昔から、「天の父なる神様、イエス・キリスト、聖霊」がおられました。この3人の神を合わせて「お一人の神」と告白します。「3人の神の、親しい家族に似たまとまり」と考えるのが、現実的であり、わかりやすいです。3人の神様があまりにも深く強くあらゆることに一致しているので、分かちがたくお一人です。
イエス・キリストがお生まれになり、このかたを「神」と告白したとき、ユダヤ教徒が信じる「一神教」から決別しました。ユダヤ教徒が信じる「一人なる神」は、実は、「三位一体」でした。ただその時代には未啓示でした。
「聖霊」については、エネルギーや「力」のような存在ではなく、人格をもたれた神と告白します。
キリスト教の「三位一体の神」は、はかりがたく広くはかりがたく深い一人なる神です。3人のそれぞれの神様が完全に独立し(三位)、また完全に一致(一体)しています。「一人なる神」は、算数や数学の「1」ではありません。「三位一体の神」そのおかたです。