バッハの「クリスマス・オラトリオ」は、クリスマス関連の礼拝で用いられる6つのカンタータを、内容としています。
バッハの時代は、クリスマス礼拝は年末年始に渡って献げられたようです。
12月25日 第1曲
12月26日 第2曲
12月27日 第3曲
1月1日(イエスの命名日)には第4曲
1月の最初の日曜日に第5曲
1月6日「異邦顕現日」に第6曲
このようにクリスマスにちなむ礼拝が6回
バッハは長年にわたり、ドイツ、ライプチヒの聖トーマス教会のカントル(聖歌隊長)を奉職しました。
バッハは毎週のように礼拝のためにカンタータを作曲し、礼拝音楽を提供し続けました。それは彼のライフワークですが、他にも雑多な用事があり、大変過酷な仕事だったと想像されます。
そのおかげで、当時のルーテル教会の信徒たちは、大変恵まれた礼拝を捧げることができました。
アリア(独唱)に耳をそばだてた会衆は
コラール(賛美歌)が始まると
きっと感涙しながら
一緒にキリストの誕生を喜び歌ったのです。
今日は12月27日なので、ボクもクリスマスオラトリオの第3曲を繰り返し聴きました。
美しく、明るく、優しく、力強い音楽です。
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