「混沌への光」~現代に語りかける旧約聖書~左近淑著
ヨルダン社 1975年刊
旧約聖書の聖句を選び、現代が抱えている諸問題に光を照らしています。
希望を失ってしまうことが、最も危険なことと、著者は考えます。
旧約聖書の民が、つらく苦しい民族的危険にあったとき、
たえず信仰を目覚めさせ、希望をつないでいったこと。
そこに信仰の民のすばらしさがある。現代のクリスチャンもそのように生きるべきだ、と著者は語っています。
もう40年も前の書物ですが、友人に勧められ、幸運にもネットで中古本を見つけ、500円で買いました。信仰の本質にいつも読者を連れて行ってくれるので、安心して最後まで読めました。(2014年7月28日読了)
コメントをお書きください